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2018年1月25日木曜日

冬のアブラナ

春の菜の花(茎と蕾)摘みは定番ですしこれは商品として流通されてもいますね。
もちろん私もこの菜花摘みが1年通して一番楽しめるのだと言えるんですけれど今はまだ冬。
あともうちょっとです。
でも… 年明けてからあっという間に下旬に入ってもうすぐ1月も終わりですし、3月って明後日くらいの感覚すらあったりしますw

で、冬期の採取モノは今までもこのブログで何度か書いていますがアブラナです。
冬期のアブラナ採取は根がメインなので掘り起こすことになりますが、春の菜花に影響与えないように少しずつ採取エリアを移動して行っています。
まぁ、間引きみたいな感じで密集している場所を探して採取するのですが・・・

昨日も採取行ってきました。
先日の大雪の名残がまだある… と、いうより誰も除雪行わない場所ですし車が走ってるわけではないから地面が見えるとこまでは解けていません。
ついでに、このところの寒気で1日のうち18時間程度マイナス気温になってしまっている関係で雪が解けるスピードも遅い感じ。かたまっててザクザクですしね。
目指す場所は画面中央部あたり。この前見つけたエリアです。
雪があって採取できるのか?という雰囲気はありますけれど、アブラナってそこそこ大きくしかも倒れるものではないから〜2、30センチ迄の積雪だったら雪の上に顔を出していてむしろ見つけやすいんです。
あと、なんか温度持っているのかな?周囲をちょっと溶かしてる感じするんですよね。


この日は5株採取しました。
根がメインですけれど葉も採取対象です。
結局のところ、葉の方はこれでお浸しとかつくると春の菜花に近い味ですから食材的には問題なしです。
炒め物にも使えますし、冬のアブラナ葉は大きいので少ない労力でたくさん採れて助かります。
まぁ、ここのエリアの葉は巨大なものはなかったですし
そもそも雪相手に地面で作業してるものだから寒いし指先の感覚がなくなって痛みだけが…状態なので労力云々以前なのですがw

 アブラナ葉のお浸し 
流し台に葉をひろげて流水で洗います。
尚、採取時に根の部分と葉は切り離しています。
根は泥たくさんつけていますしね。
葉は適当な長さにキッチンバサミでカットしていって(たっぷりのお湯で煮てもいいのですが最近は少量のお湯でお鍋に蓋して蒸してます)蒸してからザルにあけて絞ってからダシ・みりん・醤油・ごま油・マヨネーズで和えるのが好きです。
あと、ポン酢に少し浸しておいてからのも美味しいです。

肝心の根ですが・・・・・
 アブラナ根の煮ふくめ 
丹念に洗ったあと、一回アク抜き兼ねて茹でます。
写真は茹でた直後でまだちょっと湯気がでてます。

そのあと、だし汁と砂糖入れた中で茹でます^^
 砂糖の結晶がなくなってからみりん・醤油加えて煮込むのですが
(この写真は以前のです。なので量がちょっと少ない)

どこまで煮込むかでかなり味と食感が変化します。
煮汁が1/2まで減るくらいまで長時間煮込むとゴボウとキャベツの芯を足したような味で、食感は長時間茹でて原型留めなくなってきたジャガイモ。更に煮込むと崩れる直前のダイコン。
3/4程度だとゴボウ感が若干優ってるキャベツの芯…(?)
食感的にはかたさが残っていて噛みごたえがあります。
冷蔵庫での保存用に大きい食器に入れた状態。まだ熱いです。
食べる時は別の小さいお皿にいくつかとって、一味唐辛子かけて食べるのが好きです。
と、いうか他の食材と…という検証をまだ行っていません。

以前は天ぷら粉つけて揚げたり素揚げにしたり
あるいは茎と混ぜて一夜漬けにしてみたり
アブラナ根を使った料理のバリエーションはまだ開発中なんですww

でも、今やっている煮るという行為がかなり美味しいのでしばらくはこれでいこうと思います。
マヨラーではありませんが、マヨネーズちょっとつけても美味しかったです。

 アブラナ炒め 
あと、冬のアブラナの料理としては野菜炒めとして、葉と根(首がけっこう美味しい)の両方を使うものです。
普通に塩コショウで炒めて途中で味の素加えるだけですけれど、最後に胡麻油一回し…それで完了。これ私自身は再現性に問題ないのですが、最初は変なものができるかもしれないです。
変なものとは…
根が妙な香りを出している→炒め不足・部位の選択ミス。
根が崩れて食感もなにもない→炒めすぎ。

そんな感じで調味料の量とかでなくってどの部位を選んで炒めるか・炒める火力とその時間がキモになってて、やや薄めにスライスした根の食感が火の扱いによってかなり左右されます。

で、うまくいけばスライスした根が肉の食感を出してくれます。
つまり、アブラナしか材料に使っていないのに肉も加えてるような味と食感を出してくれるんです。この手の野菜炒めはゴマ油の力も大きいですよね。



 アブラナ以外の最近の話題 
ここからはアブラナ以外の最近の話題。。。
全然関係ありませんが、先週は…やや多めの水で炊いたご飯を練り潰して小判状にしてから水溶き天ぷら粉にくぐらしてパン粉付けて揚げたものを(ご飯に混ぜ込む調味料をその都度変えながら)幾度も繰り返し作っていました。
※中のご飯は練り潰す時にだしの素他調味料を少し混ぜてちょっと味付けするのですが、食べる時に揚がった衣にソースつけた時のこと考えて完結した味にしないようにしておきます。 

尚、衣つけて小判状に揚げてるので見た目はコロッケそのものです。

まぁ、揚げ餅みたいなものですけれど表層の衣部分と中のご飯にあまりにも親和性がないのでご飯側に何かしら味を付けて検証してみるという実験なんです。
これ見た目がコロッケだし揚げ物だし普通に中濃ソース等でも良いのですが、個人的に気に入っているのはマヨネーズ・味噌・みりん・唐辛子を混ぜたソースを作ってこれを塗って食べる方法。
無茶苦茶美味しい☆♫ ٩( ´ᆺ`)۶♫ ★
✿ご飯半合で5、6個つくれてしまうので、あまり大量にご飯炊かないように注意です。

最近、そういう実験ばかりしてます。
お味噌にごま油と唐辛子加えて味噌ラーメンの擬似スープとして飲んだり
焼豚つくったあとの煮汁をだし汁で希釈してにんにく加えてこれもラーメンのスープとして飲んだり。
(麺はいらないスープだけ飲みたい派だから)

ちなみに、上で紹介しているアブラナ根を茹でた時の煮汁は捨てないでとっておきます。
アブラナ根の味が溶け込んだものなのですが他料理に使えるから。
これは好みが強く出るのであまり人には勧められませんがw

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