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2013年11月22日金曜日

UIとかカスタマイズとか・・・

操作系インターフェースでは度々出てくる話題ですけれど、自分専用にカスタマイズしたいという欲求。
あるいは操作系をわかりやすくするためとか、機器全体のボタン数を少なくするためにスイッチ自体をintelligenceに向わせる方向とか、「カスタマイズ」でひと括りできるとは思うんですけれど、

日本デンヨーMOPICその他、NKK日本開閉機工業のキートップが液晶表示面になっている物理スイッチに始まり、近年ではDAWに使うmibiコントローラーのアサインやiPad画面上でのUIカスタマイズ機能を持ったアプリとか。。
カスタマイズしたい欲求って機器を操作するシーンではどこにでも存在してますね。

キートップが液晶ディスプレイになっているスイッチ群(照明卓の試作品)


未来の世界を描いたスタートレックでも、船の操作系がカスタマイズできるようで・・ 「こんなんじゃ別の者がわからないだろ!」ってテクニカルスタッフを怒るウォーフ少佐の姿が描かれてました。

このカスタマイズできる操作系ってどんな姿が一番理想的なのか…それはわかりません。
もしかしたら数十年経ってもあーだこーだ模索が行われてるかもしれないし、あるいは数年内にひとつの結論が導き出せるのかもしれませんが^^

ともかく、、、今のところは画面内の表示程度がカスタマイズされたところで、物理的な感覚が伴わない操作は嫌われる傾向があることがわかっていますし、intelligenceなスイッチをいくつか用意したところで問題の全てが解決できるわけではないことに人々は気付いています。

先日コルグから発表があったlittlebitsコラボの電子ブロック的なアナログシンセサイザーlittleBits Synth Kitは、中身がしっかりしていてもツラ構えは大人向けオモチャの域を出ないでしょうし、Paletteのインターフェースも重大な問題を抱えてると思うんです。

それは… 外部に露出する接続部が多い&アイテムの性質上…抜き差しが多い…ことで端子接触の信頼性を低くしてるということ。
なので、やっぱりこの方向は大人向けオモチャでしかなくって、万一動作しなくても誤魔化せるシーンでしか使えないかな〜って思うんです^^;

と、いうことで電気的な接触部を組み換えたりする電子ブロックのようなものはこのへんが限界。

今あるこれらの選択肢の中でどれが一番未来の姿に向いてるのかと言うと、、やっぱり画面上のUIの組換モデルでしょうね。
但し、触った・押し込んだ・戻った・動いたという感覚が伴う画面でないとだめなんだと思います。
このあたりはいくつか技術が出てきていますから、これからが楽しみ^^

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