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2013年11月11日月曜日

朽ちていく踏切

鉄道と道路が同じ面で交差する箇所にはだいたい踏切あるわけですから、廃線後に放置されたままになっている踏切ってきっとたくさんあるんでしょうね。

廃線あとにすぐその場所が土地開発的に有効活用される場合だったらレールと一緒にすぐ撤去されてしまうんでしょうけれど、そういう予定がない場合は撤去費用の捻出もいったいどうなるのやら…で、放置かもしれない。



廃線なんて日本全国あちこちにあるわけですしね。
すぐ先に線路横切って何か置かれてますが、実はここ断崖絶壁・・・もうこわすぎますw

先日は廃線めぐり…というよりはローカル線のジオラマをつくるにあたって廃れた雰囲気を実際に目に焼き付けようと歩き回ったわけですけれど、思いの外収穫がありました。

撤去途中でやめたような片方のみ残ったレールとか・・・ よくわからないものもありましたし
特に朽ち果てていく踏切が見れたのがラッキーでした。


それにしても、一言で朽ち果ててると表現してしまっていいものかどうか
なんていうか、表情を持っているんですよね。。

塗装は退色がすすんでますし、鉄は錆び切ってるしで確かに朽ちていく現在進行形の姿なのには違いありませんが、何かとても気になってしまって… ありきたりな言葉では「語りかけてくる」とか言うんでしょうけれど、もう役目も終わって動くこともなくただそこに存在するだけになった踏切っていいじゃないですか!


つくろうと思ってるローカル線は、実際には「使われている」ものを想定しているわけですけれど、もうちょっと進行すると放棄に落ちるみたいな・・ 要はこの踏切が見せてるモノに向っていってるみたいな部分。

この先は、近代的に生まれ変わるなり撤去されるなり今の姿が完全にリセットされてしまうわけですから、ひとまずこのあたりがローカル線の行き着く最後の姿みたいな。


2 件のコメント:

  1. 立ち枯れたような踏切は、曇り空が侘しさを倍加してるようですね。
    しかし、断崖に落ちなくてよかった。

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  2. けっこう危ない場所でしたw
    野生のニホンカモシカが歩き回ってる場所なのですが、良さげな写真撮れそうな箇所は道からちょっと離れたとこに入って行くので前をよく見てないといけないです。
    で、あちこちに糞の臭いしてましたけれど要は牧場とかのあの臭いなので不快ではなかったかな。

    踏切の方はこういういかにも踏切ってわかる写真以外に各パーツの接合部分を何枚も撮ってきたのでやっと構造を把握できました^^

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