但し、露出の失敗などはある程度カバーできますからその意味では気分的に楽ですね。
露出範囲
今回試した設定はシャッタースピードで言うと、1/15 〜 1/2000の範囲(F8.0固定)を6枚のブラケット撮影で拾うので、この範囲内で露出がオッケーなモノがだいたい適正露出写せることになります。
( 1/15・1/50・1/160・1/200・1/640・1/2000 )
探している設定値は… 対応するシチュエーションで言うと社叢林に囲まれてはいるものの、わりと空は開けてて青空と太陽も見える…みたいな空間… これが1枚絵で撮れるもの。
尚、カメラによっては、±3.0・7枚・18EVで撮れるので便利ですけれど、差し込む枚数が多ければ階調的に有利…でも枚数多くなると処理時間もかかってしまいます。
※1/160と1/200… 普段の360度写真撮影では、±2.0EV・3枚ブラケティングの際の基準露出を概ね1/100〜1/200の間のどこかに設定して撮っているので、それを意識して今回の実験でもここに露出が来るようにしています。
風に弱い
尚、現在試している方法は一箇所あたりの撮影に時間がかかるため風で揺れる葉・小枝は必ずブレます。
通常の3枚ブラケティングでも風によるブレは発生していましたけれど、今行っている方法は更に更に風に弱いです。
今回のテスト撮影は風速4mほどありました。
今回のサンプル
社叢っぽいものに囲まれてる薄暗さと外界の明るさを同一画面に収められて傍の道に交通量もなく周りに人もいない & エリアの中に入ったり出たりを繰り返すのに都合の良さげなコンパクトな場所・・・という条件で選んだのがこの天満宮。
ここは12月に撮りに行っているのですが、冬は木々も裸でしたから太陽光を遮るものもなく完全なオープン空間でした。
ISO100・F8.0固定です。
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HDR |
今回は4ノード分撮っていますが、そのうち陽が射している時に写していた2ノードを・・・
尚、現像・Photoshopとも露出・明るさに関する部分の調整は行っていません。
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HDR |
この日はあいにく快晴ではなく、ちょくちょく厚い雲に覆われて完全日陰状態。
ですから光芒の描写の方の確認はできていないんですけれど、次回もこの設定で撮ってみて使える値なのか確認してみるつもりです。
概ねオッケーかなと感じたらPICでブラケティングリモコン作って実用モードに入ります。
尚、LGCの方でも以前話題になっていたもので、、、カメラが設定通りにブラケティングしてくれない症状・・・ 今回も一箇所でていました。今のデジイチの持病?
で、リカバリーしてる時に気付きましたが、今やっている方法って素材を倍にしているので安全率も2倍!
…というわけでもないですが・・・
もし撮影時にカメラの制御が一時的におかしくなっていたとしても、なんとか他素材で補えてHDRには持って行けます。(PTGui ProがHDR処理してくれます)
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