Macユーザーのあいだで2000年より少し前ぐらいに話題になっていたメラミン樹脂系スポンジ
お掃除用具のひとつですけれどその話題です。
メラミン樹脂系スポンジ
なぜこれが話題になっていたのかと言うと、その頃の樹脂筐体Macintoshは経年変化で日焼けが問題になっていて・・・ 日焼けは紫外線によるもの。
窓際に置いていたMacintoshは陽の当たる箇所が必ずこの日焼けを起こしていました。
つまり黄ばみが出てきます。
中古・ジャンク屋さんに並ぶMacintoshは最初からその色だったのかと思うくらい濃い色に焼けたものが多かったように思います。
黄ばみ汚れ・・・そんな程度のことが話題になっていたのかは明白で、高価故そんなに簡単に購入できなかった80年代、90年代前半頃の古いMacintoshを中古やジャンクで買ってきて清掃・修理・強化する楽しみ方が広まっていたからなんです。
そういうお店に流れてくるものはたいてい企業での使用で外側の汚れと言えば日焼けかヤニ汚れ・・・
中を修理・強化する前に外側をキレイにするってモチベーションに関わってくるのでまず清掃というのは欠かせません。
ヤニは中性洗剤で落とせますし、ヤニがコーティング状態にまでなっていたら日焼けは軽微かもしれない。淡い期待がそんなところに・・・・
それくらい日焼けは深刻な問題です。
日焼けは樹脂表層の化学変化ですからヤニと違って洗剤でなんとかなるものではないです。
…と、言ってもいくら目の細かい紙やすり使っても今度はつるつるになってしまってモノが変わってしまうんです。
樹脂筐体Macintoshの表面は梨地処理なので、日焼けと一緒にこれを落としてしまうのはNG
コミュニティでは色んな方法が試されました。
そのなかで梨地風味を残しつつ日焼けを完全に落とす一番良い方法も報告されていましたけれど、それは微細な鉄粉を吹きつけるというもので誰でもできるものではなくって・・・
決め手となる解決策が見つからない中、”激落ちくん”の話題が登場しました。
これがメラミン樹脂系スポンジ。
今も色んな名称で普通に売られていてどこでも手に入りますけれど、水を含ませて軽くこするだけ!というアレです。
厳密に言えばこれも樹脂の表層を削って汚れを落とすものですけれど、梨地を消さない範囲でギリギリ日焼けの層のみ削れるということで一番のススメとして大勢の方が使いました。
こするというよりは軽く滑らせる程度の使用で黄ばみが軽減できるんです。
黄ばみを完全に消せるものではないんですけけれど軽減はできます。
なにより自分の作業でほんの僅かでも目に見える効果が出てくれればモノへの愛着わきますしね。
洗剤で洗ったあとにこのスポンジで慎重に作業するその手間自体が楽しみ要素だったんだと思います。
説明に樹脂Macintoshの例を出していますけれど、もちろん一般用途でけっこう重宝します。
だから定番として今も残っているお掃除アイテムなんですよね。
個人的に気に入っているのは他には、水の激落ちくん。
水なのに油も落とせる。色んな汚れが落とせる。
って、書いてて今気付いたんですけれど… これ同じメーカーだったんですねw
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