比率の確保と画質劣化を最小限におさえる方法でとても一般的なものなのですが、知らない方も多いと思いますので以下の説明を参考にしてみてください。
写真の比率は縦写真、横写真とも4:3もしくは3:2が基本です。横写真では16:9もアリだと思います。
場合によっては1:1もOKですし、伝えたい内容次第でそこに制限があるわけではありませんが、写真のアスペクト比はしっかり管理してください。
※なんとなく開いてるビューアの画面をそのまま撮ってる状態ではアスペクト比の管理にならないので注意が必要です。
スナップショットウィンドウを使う方法(基本)
先ずは普通にスナップショット画面を使用して撮影する方法です。
ここでは4:3を例にしていますが、画面の大きさを選ぶ部分…
最低限1600×1200にしてください。
重要な部分… ピクセルの少ない方(ここでは縦のピクセル数)を1024以上で撮るのが理想です。 1024×768も4:3ですが、縦が768…と、1024以下になっているのでオススメではありません。
SecondLifeにアップできるテクスが最大1024×1024なのがその理由です。
この制限を最大限活かすため(キレイなSSをアップするため)意識しておく箇所です。
SecondLifeアップ以外にWebサイト上で精細な写真を見せるために、解像度をもっと上げて撮影する場合がありますが、たいていはカスタム設定で3200×2400設定が多いと思います。 それ以上の解像度設定でもOKですがグラボ能力次第です。
ともかくSecondLifeにアップするSSの撮影は縦横ピクセルの少ない方を1024以下にしないことが大切です。
左の例は横写真16:9で撮影する場合の設定です。
カスタム設定で1820×1024にしていますが、これが16:9をSLにアップする場合の最低限の数値です。
これより小さい値だと画質劣化が起こりますので注意してください。
もちろんより高精細にするため3200×1800やそれ以上の数値を設定することもあります。
こうして撮影された写真… PCのハードディスクに保存されるわけですが、そのままSLにアップでは画質劣化が起こります。SecondLife上で都合よくリサイズされるわけですが、SecondLife内のエンジンの質はそんなに期待できません。
…よって、アップ前に自分でリサイズを行うことになります。
Photoshop、GIMP、プレビュー、iPhoto他いろんなソフトがありますが、
これらを使って1024×1024(1:1)にリサイズをかけます。
左の上の写真は4:3で撮影している例ですが、この写真を
1024×1024の1:1にリサイズを行ってから、SecondLifeにアップすると画質劣化が最小限に抑えられます。
横がつぶれている写真になってしまいますが、インワールドでパネルに貼る際に4:3に戻すことになるので大丈夫です。
同じように16:9で撮った写真でも1024×1024の1:1にしてアップすることになります。
ともかくSecondLifeへ写真をアップする場は・・・
Second Lifeにアップする際は必ず1:1です。 解像度1024×1024にして下さい。
テクスチャー提出で元比率への復元を他人に委ねる際、アスペクト比を忘れずに併記です。
こうやって1:1にした写真をアップしてインワールドでパネルに貼って元のアスペクト比に戻すわけですが、
写真部での提出・写真展への提出時は別の人がそのパネルに(元アスペクト比で)戻すことになります。
ですので、提出SSとともに横4:縦3 横3:縦4 横16:縦9など、アスペクト比を伝えておく必要があります。
自身で明確なアスペクトの管理が必要なのはこの部分があるからです。
尚、以上の1024×1024という数値は…あくまで写真の画質劣化を抑える方法なので、SecondLife上でのテクスチャー負荷としては大きくなります。
写真展要項・主催者意向によっては最大512×512ピクセルに制限がかかる場合もありますので、そのあたりは指示に従う必要があります。
撮影方法その2
スナップショット画面で撮影する以外にショートカットを使う方法もあります。
「 ctrl
USキーボードのショートカットですので日本語JISキーボードではこの方法では機能しません。
¥が充てられてる場合がありますが、キーが離れてしまうのでそれほど実用的ではないと感じるかもしれません。
※MacのUSキーボードの場合はcontrolと`が左端に配置されていて使いやすいです。
ショートカットは開いている画面をそのまま撮影することになりますが、
アドバンス画面で「高解像度スナップショット」にチェックを入れておくと
開いている画面の2倍解像度で撮影が行われます。
例えば、なんとなく開いていたビューアの画面が1430×900だった場合は2860×1800ピクセルで撮影が行われることになります。
ここでは…もしアスペクト比云々が意識されていなくてもソフトを使ってトリミングを行っても元の解像度が大きいので1024を切ることはないと思います。
ソフトでトリミング&4:3に切り抜きを行っている例。
但し、この都合の良さは「写真を撮る際のフレーミングを考える」部分から少し離れてしまいますから、できれば最初からビューアの画面を4:3や16:9にしておくことが理想です。
Second Life360度写真のとりかた
Real・Second Life360度写真の解像度
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